「和顔紅葉」
あるがまま あなたのままで 歩いてく 子供のような 和顔とともに souka.
巡る自然の季節の中で(あるがまま)
晴天も雨風も強風も暑さも寒さも何にもさからわず(あなたのままで)
四季の風にのるように生きている(歩いてく)
子供のようなピュアな動きと思想、その和むチャーミングな素晴らしい笑顔と一緒に(子供のような笑顔とともに)
こちらの紅葉、真ん丸の木が笑っているかのよう。
風が吹けば、それぞれの葉が思い思いの方に動くそれが、まるでちいちゃい子達が、収集がつかないくらいあっちこっち思い思いに動くかのようなチャーミングさがあったので。
~短歌にルールや決まりはあるの?~ 日本語ならではの、 日本語だからこそできる、 愉しい表現遊びの一つ、 短歌.和歌
短歌の、決め事といえるべきものは、5.7.5.7.7と調べ(リズム)があることくらいで、俳句などのように季語をいれなければならない、など細かい決まりはありませんが、それらをより面白く表現できる方法は数多くあります。
短歌を古典で表現する場合は、和歌の基本的な成り立ちを作る知識やその表現法もまた増えます。
その1)短歌のおもしろいところは、自然を人にみたてててうたうこともできること。(擬人法*)
お茶席などでも、言葉にならないような感動や気持ちが浮かんだとき、目にふとうつったもの、鼻で感じた香り、耳を傾けた音などを、擬人化して、表現できるのもまた愉しいです。
私のように、例えば梅干しを梅子さんなど、何にでも名前をつけてしまったり、雲やお花がお顔のように人のように感じて表現してしまう方など、擬人化好きなかたにも短歌での表現、とても楽しいのではないかなと。
その2)句切れ*
短歌には、きもちよくなる調べがあると尚いいとされています。
決まりではないですが、
上の句 5.7.5
下の句 7.7
が句切れともされています。
が、注)それが全てではないこともあります。
短歌は、7.7の下の句から作ると、一番表現したいものに、向かって余分なものを省きながら5.7.5と、上の句を乗せていくことができます。
例えば、自然に触れて、「ありがとう」という言葉がふと浮かんできたのなら、
ありがとうや、ありがとうに変わり、表現できる言葉を下の句にはめてみます。
「ありがとう」の芯となる言葉を決めたら、後はリズムにのせて、「ありがとう」にむかっての言葉遊びがはじまります。
表現するなかで、(字足らず)や(字余り)がでた場合でも、1.2字でしたら気にせずに歌いきるのも短歌の特徴の一つです。
「かんしゃ」の、小さい「ゃ」などの属音は、「しゃ」前があることによる文字として、1文字としてうたわれます。
「のった」こちらの小さい「っ」のような濁音は、1文字としてうたわれます。
まずは、これらの表現法で、細かい事をあまり気にしないで思うままに。
五感に響いた事をうたにしてみるのはいかがでしょうか。
脳を柔らかくする、脳トレにも!
日本語を歌の表現で表す日本の文化の一つの短歌.和歌です。
是非一緒に楽しみましょう。
今日もよき日を。
人間でないものを、人間のように表現すること
*ふにゃんとしたお花を見て…….
(あっ、この子今日はお昼寝タイムね!)
和歌における意味上の句切れ目のこと、
百人一首などでは、
5.7.5.7.7を、
5.7.5. 上の句
7.7. 下の句
として詠まれることも多いですが、こちらが、絶対的な句切れとはされていないです。
始句切れ(5ー7.5.7.7)
二句切れ(5.7ー5.7.7)
三句切れ(5.7.5ー7.7)
四句切れ(5.7.5.7ー7)
5句切れは句切れのないうたに
もともと和歌は詠みあげられる歌として耳で聴くものであったので、文法的に終止形と連用形が同じ形の言葉のとき、句切れが単なる歌の句切れとしてではなく、歌の解釈が深くかかわるので、必ずしも、上の句、下の句だけが、句切れではない。
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