-日本に恋をする-江戸時代の面影を残す.木曽路中山道「馬籠宿」

馬籠宿


馬籠宿から見える恵那山。穏やかな山並みが美しく、
眺めに華を添えてくれています。

こちらの眺めは、多くの芭蕉派の俳人たちによって歌に詠まれたことから、

馬籠宿や木曽路、中山道、恵那山を、たとえこちらへ来たことがない方たちでも、その美しい歌から、想像できた景色なのではないでしょうか。

ー馬籠宿ーMAGOMEJUKU

馬籠宿は、木曽の入り口岐阜県の中津川市に位置し、江戸時代に参勤交代でこちらで道行く人達が身を休めた宿場町。

石畳の坂道と、石畳の道を挟み向かいあう、歴史的建造物が、江戸時代の面影を残し、風情溢れる美しい町並みが楽しめます。

夕方に立ち寄りましたので、今はウィルス感染対策の為、時短営業をされている所が殆どで、確か五平餅がとっても美味しいかったのですが今回はお店がしまっていましたので、次回は是非いただきたいなとおもいました。

木曽の綺麗なお水で作られるお蕎麦もとっても美味しいのです。

石畳の坂道が続くので、歩きやすい靴で。
水車が元気に動いていました。 こちらは発電所。
馬籠宿は、日本を代表する、島崎藤村さんのふるさと。島崎藤村記念館もあります。
真っ赤に染まった美しい紅葉。

島崎藤村さんの、「夜明け前」を読まれ、木曽路.馬籠宿を知られた方もきっと多いのではないでしょうか。

私も昔、「千曲川のスケッチ」を拝読してから、情景や空気がありありと目に浮かぶような、淡々とした中の詩的な語り口に興味を持ち、「春」「若菜集」と続けて拝読し楽しませていただきましたが、目を通していない作品もあるので、また改めて読みたいなあと思いました。

千曲川のスケッチから、

まったく関係ないですが、大好きな山下清さんを思い出しました。

私はあまり、誰かのようになりたいと殆ど思ったことがないのですが、山下清さんのような人になりたいなあと思っていたことが、中学生くらいの時にあったなあと。

野に咲く花のように♪が頭に浮かんできました。

藤村さんから、お話が脱線しましたが、多くの俳人たちが、何かを書きたくなるような、静かな澄んだ空気が、木曽路には流れています。

一家に一瓶、百草丸!私もお薬を飲むことがあるような時は、百草丸や葛根湯など、常備薬は、自然の生薬が好きです。勿論、百草丸お家にあります!
馬籠郵便局。赤ポストがノスタルジックで素敵です。
毎年、これからの時期は、道なりに灯りが点されて、日本情緒あふれる幻想的な世界観になるのですが、今年は行われないようです。来年は行われるように願って。。
こちらからの、空と町並み、道が美しすぎて、ため息が静かにでました。
夕霧につつまれる恵那山
これからの季節、雪の日の馬籠もまた素敵です。番傘も売られていますよ。

時短営業にて、お店が開いていませんでしたが、古民家カフェや雑貨屋さん、

早いお時間でしたら、食べ歩きやお買い物なども楽しめると思います。

木曽路.馬籠宿

感性が研ぎ澄まされような、美しい場所です。





馬籠宿

岐阜県中津川市馬籠(まごめ)4300

営業時間 午前8時30分から午後5時

駐車場あり

(現在の状況は午後3時頃には閉まってしまうところも多いです。)

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる