日本に恋をするー香嵐渓に佇む禅寺「香積寺」さんと、三州足助屋敷

香嵐渓の禅寺「香積寺」

四季折々の自然が織り成す美しい表情を見せてくれる香嵐渓にある「香積寺」さん。

1427年(応永34年)に三河国の豪族「足助氏」の居館跡に創建された曹洞宗の古刹の禅寺です。三河旧四国88番。

ご本尊に、聖観世音菩薩(山号は飯盛山)を奉られています。白峰祥瑞禅師により開山し、寺号の「香積寺」は、維摩経香積仏国品を典拠としてと名付けられたようです。

参門からの眺めも美しいです。

そして「香嵐渓谷」の名付けはこちらの香積寺さんの「香」と嵐気の「嵐」の二文字から付けられたそうです。

秋から冬の初頭にかけて、参道の紅葉がとても美しいのですが、はじまりは、もみじの開祖と呼ばれた十一世参栄禅師(三栄和尚)が、1630年よりお経を読み上げる度に、もみじや杉などを植えていたことから、のちに植樹の文化も広まり、今でも美しい参道が守られているとお寺のご由緒書きに記されていました。

香積寺さんの御詠歌もありました。

たえなりし のりのかほりや こうじゃくじ きいてまいるも のちのよのため

また、二十五世風外禅師(1835年)は、卓越した書画で知られ「画禅一致」の境涯を拓き、多くの俊英を輩出して叢林香積の名を天下に伝えたとされています。

境内には、江戸時代の後期に建てられた座禅堂や、お寺の鎮守として奉られている「豊栄稲荷」足助城の城主だった「鈴木五代」さんのお墓もあります。

紅葉を眺めながら参道を歩きますと、清々しい空気と眺めのお迎えが気持ちのいいお寺です。

こちらがお散歩コースの方などは、きっと知らず知らずの間に足腰丈夫になりますね(^ー^)健やかロードです。

職人さんの手仕事体験が楽しめる文化屋敷 「三州足助屋敷」

三州足助屋敷

香積寺さんの参道の眼下にひろがる三州足助屋敷さんは、職人さんの手仕事を直接見て触れて体験することもできる素敵な場所です。技術の伝承を行うことを目的に1980年に開館したそうです。

藁細工 。 はた織り 。 木桶 。 和傘 。藍染め。和紙づくり。炭焼き。包丁つくり。竹篭づくり。ろくろを使った木の製品つくりなどあります。

ろくろを使った木製品作り。素敵。

色々な職人さんの技術体験ができるところも、何かを作るのがお好きな方などは、とっても楽しいのではないかなと思いました。私も、番傘作りなどとっても興味があります(^ー^)

素晴らしいです。
手漉き和紙の一筆箋や、葉書などを購入。とても素敵なのです。
便箋、生の葉っぱの押し花が透かしで入っています。
ポケットサイズのお墨セット

お墨筆セット、売り物ではなくて飾ってあったようですが、知らずに(こちらも一緒にいただいていきます)と、言ったら売ってくださいました。可愛いので嬉しくて(^ー^)

三州足助屋敷

愛知県豊田市足助町飯盛36

tel 0565-62-1188

午前9時から午後5時(入場は午後4時半)

休館日 木曜日

職人さんの技術体験をしたい場合は、ウィルス感染症対策で、今は規制もあったりしますので、事前にお電話で確認されるといいと思います。

もーちゃん再度登場です(^ー^)入り口を入るとお出迎えしてくれます。

来年の干支は丑年ですね(^ー^)

今日も好き日をお過ごしください。

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