日本の伝統、日本酒。
日本の儀式や行事にもかかせないお酒。
今も昔も神が宿る国であるかぎり日本であるかぎり、きっと儀式や節目にはかかせないお酒として、続いていくものの一つのような気がします。
日本酒、かつてはお酒造りの世界と言えば、女性は立ち入り禁止の世界でした。
ですが、その歴史を辿ってみると、お酒造りの全てをとり仕切っていた杜氏(とうじ)と呼ばれる人は、女性がしていた役割だったとも言われています。
もう少し古代へ遡りますと、お酒は少女のお口から始まりました。
清らかで清浄な少女が、生のお米を噛み砕いて醸すそれは、一夜酒(甘酒)として神さまにお供えされ、「口かみ酒」と呼ばれていました。
八百万の神が宿る国、
そして発酵食の国、
人間や地球の生物の融合が持つ発酵という神秘。
今もそして未来にも繋がる素敵なルーツです。
私も体の中から活性する、発酵食品が大好きです。
千年以上の時を経てきたお酒造りも、変わっていないようで静かな変化を経てきたのですね。
このようにお酒1つからも、今もこれからも、禁止が禁止でなくなる場合もあり、その反対に今までよかったことが変わる場合だってある。
歴史からみていくのも面白いなあと個人的に思うのは、「絶対」は変わる場合もあるという事です。
「絶対はない」
けれど、軸は見失わない。
ある意味これから未来を担う方たちの希望にもなりますね。
日本のお酒、全て頂戴したものですが、美しい書のラベルのものも多いので、少しお写真載せてみました。
日本のお米と純粋なお水で、丁寧に造られた、日本の伝統。
今年もあと1ヶ月と少しで新年を迎えます。
お屠蘇をいただく機会もあると思います。
飲めない方も、お屠蘇を注いでもらって、鼻でかくだけでも、素敵な一年の始まりに。
心も体も清める「口かみ酒」ではないですが、神聖な「かみ」宿る日本酒。
今年は、世界的にも歴史に残るような年になりましたが、今年もまだある日々と来年の日々の元気にも、日本の伝統、発酵食品(^ー^)をいっぱいいただいて、免疫あっぷと、見えない体内からの元気もりもりで、皆で歩いていきたいですね。
やはり、心.体ともにまずは健やかから!
よき日をお過ごしください。
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